クリスチャンでない方に
90秒でわかるメシアニック運動

文責:シオンとの架け橋 石井田直二

「イエスを信じるユダヤ人」というメシアニック・ジューの定義は、「白いカラス」と同じようなものです。欧米においては、ユダヤ人もクリスチャンも「イエスを信じること」と「ユダヤ人であること」は絶対に両立しないと考えて来ました。その背景には、長いキリスト教によるユダヤ人迫害の歴史があったのです。
しかし、その常識を破って、ユダヤ人がイエスを信じる運動を始めたのです。彼らの数は、イスラエルで1万人、全世界で20万人ほどだと言われますが、正確な統計はありません。本サイトは、この運動の歴史と現状について、また、この運動をめぐる様々な議論について紹介するために設置されました。

神と人との契約

聖書は「旧約」と「新約」に分かれていますが、それは2つの契約を意味しています。旧約聖書には約4千年前に神がアブラハムと結んだ契約が、そして新約聖書には約2千年前にイエス・キリストがその契約を「更新」したことが記されています。

「神と人との契約? そんなバカな…」とお考えかも知れません。しかし、これらの契約は、その後の世界史の中で驚くほどの正確さで実現してきました。ユダヤ人は全世界に離散した後、再び国に戻ると約束されていましたが、実際にその通りになりました。国を失って何世紀も世界を放浪し、再び故国に帰った民族は他にありません。
ユダヤ人がイエスを信じる時が来るという約束も、「ありえないこと」と思われていたのに、実現の兆しが見えています。
「メシアを受け入れたユダヤ人の証」をお読みいただくと、この運動が人間の力で始まったものではないことを、納得していただけることでしょう。

今も世界を動かす契約

現在の世界を揺るがしている「テロとの戦い」は、単なる領土や経済、資源をめぐる争いではありません。神との契約を誰が継承するか、という「相続争い」なのです。だからイスラム教徒は、自爆さえもいといません。
この契約書を読まずに現在の国際政治を理解しようとするのは、ルールを知らずにスポーツを観戦するようなもの。信じるか信じないかは別として、少なくともその「契約書」に目を通して見られてはいかがでしょうか。
その契約書である聖書には、この世界の未来だけでなく、あなたの未来も記されています。このサイトが、あなたと聖書との出会いの場となることを願っています。

ホームへ戻る
Copyright© A Bridge Between Zion and Japan, Joy of Zion: All Rights Reserved