クリスチャンでない方に 文責:シオンとの架け橋 石井田直二 |
「イエスを信じるユダヤ人」というメシアニック・ジューの定義は、「白いカラス」と同じようなものです。欧米においては、ユダヤ人もクリスチャンも「イエスを信じること」と「ユダヤ人であること」は絶対に両立しないと考えて来ました。その背景には、長いキリスト教によるユダヤ人迫害の歴史があったのです。 神と人との契約 聖書は「旧約」と「新約」に分かれていますが、それは2つの契約を意味しています。旧約聖書には約4千年前に神がアブラハムと結んだ契約が、そして新約聖書には約2千年前にイエス・キリストがその契約を「更新」したことが記されています。 「神と人との契約? そんなバカな…」とお考えかも知れません。しかし、これらの契約は、その後の世界史の中で驚くほどの正確さで実現してきました。ユダヤ人は全世界に離散した後、再び国に戻ると約束されていましたが、実際にその通りになりました。国を失って何世紀も世界を放浪し、再び故国に帰った民族は他にありません。 今も世界を動かす契約 現在の世界を揺るがしている「テロとの戦い」は、単なる領土や経済、資源をめぐる争いではありません。神との契約を誰が継承するか、という「相続争い」なのです。だからイスラム教徒は、自爆さえもいといません。 |
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